About me

Activity journals

私について

御伽話、魔法、不思議の国のアリスに憧れ、悲しいことがあっても想像力を膨らませ、幸せになれる世界を作る私は特別な子だと信じ、夢いっぱいに少女時代を過ごしました。しかし、どうせ無理、普通がいちばん、食べていける訳がない、絵描きは恥かき。女性はこうであるべき、そんな呪いの言葉は次第に心に穴を空けました。夢を見ることを禁じられ、周りの顔色を見ながら引かれたレールをはみ出すことなく抗う力も失い、大人になりました。大人になってしまいました、というのが正しいかな。

しかし、転機が訪れました。縁あって菓子食品メーカーに勤務しました。たくさんの大人がバトンを繋ぎ、作る小さな一粒のキャンディ。こんなスィーツの世界があったのか!小さなキャンディの中に、可愛い、甘い、美味しい、健康に、などのたくさんの想いと願いがこめられ、世界中に届けられるスィーツバトン。

魔法のキャンディのおかげで、呪いが解きはじめました。スィーツバトンに携わった感動の経験と、絵と物語が好きで夢を持ち続けたこと、そして自分自身を探求できたことが今の私を作っています。

「誰かの心を動かすものを作りたい」

その想いは、作品を作り出し、そしてRingoFabricとして生地になり、世界中の人たちと幸せのバトンが繋がっています。洋服になったり、テーブルクロスになったり、誰かに喜びをもたらし、幸せにできること、子どもたちに夢を感じてもらえるような仕事ができていることを誇りに感じています。

自分が呪われてしまった経験、キャンディの魔法で自分らしさを取り戻せたこと。自分から湧き出てくる想像力が作品作りに繋がり、創作するという魔法が使えるようになったこと。私の作品に、お茶会やスィーツの登場が多いのはキャンディの魔法の経験からです。

私はまだ夢を叶える途中の道を歩いています。道ながら恐ろしいモンスターや危険な毒と出会い、遠回りや疲れ果ててしまうこともあります。だけどワクワクする素朴で純粋な気持ちを持っている自分らしさと、世界を変えることができるイマジネーションの力で、幸せを分かち合える作品を創作し続けます。

私の夢は、想像力という創作の魔法を使いこなして、私の創作物で誰かを幸せにする魔女になること。

捕えられた薔薇の少年
魅惑のリンゴのお菓子と本を携えて、ホウキに乗ったサンタクロースのような魔女になりたい。甘いお菓子とお茶をいただきながら、おまじないを唱えると、言霊の魔力が働き、想像と夢の力が心の奥からまた湧き上がる。

なりたい自分、自分らしさを取り戻す。絵と言葉に真実の力が宿る魔法使いになるために日々言葉を紡ぎ、描き続けています。

イラスト創作作家Ringo : 夢は、イマジネーションという魔法の力で誰かを幸せにする魔女になること。憧れは魅惑の果実リンゴのお菓子と本を携えて、ホウキに乗ったサンタクロースのような魔女。真っ赤な洋服のリンゴの魔女は甘いお菓子とお茶をゆっくりといただきながら、モノの奥名の名前を唱えます。(人間が使っている呼び方は本当の名前ではないそうです)古来、言葉には言霊と言って不思議な力が宿ると信じられていました。例えば、木の本当の名前を述べると木のマスターとなり精霊から木の力がもらえるそうです。真実の名前:True Namesを唱えると、クリスマスの奇跡のようにキラキラと輝きだし、想像と夢の力が心の奥から湧き上がる。子どもも大人もおばあちゃんも、なりたい自分、自分らしさを取り戻す。Ringoは絵と言葉に真実の力が宿る魔法使いになるために日々言葉を紡ぎ、描き続けています。

おまじない「Knock on Wood」悪いことや災難が起こりませんように。

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