2024年ビリケンクリエイターズオーサカに参加作品
奇猫の花会 – 招福、笑門、かみおろし
界を超えたか、夢かまことか、
参りつくは奇猫の花会。
負くてはいづれも戻れぬ。
ここ一番の勝負どき。
「神よ、神様よ」
招福、笑門、かみおろし。
今宵、ご来光背負いあらはるは、
福を招くビリケンさん。
光か、カスか、と問ふも
「足掻けや、笑えや踊れや騒げ、飲めや歌えや」
花見で一杯、月見で一杯、こいこい宣言。
然らば、と、笑い酒一杯。
嗚呼、妬み狂い花の芳香にうつつなや。
「二枚舌の鼠に騙されるな惑わされるな」
さてありぬべし。
いちかばちか、一寸先や闇道。
さらぬだに、覇者が喰われるは虚無の夢。
この作品は、大阪を盛り上げるべく、2024年ビリケンクリエイターズオーサカに参加作品です。
オンライン展示会では、イラストだけキャプションまで読んでくださる方がいないかもしれないですが、キャプションまでが作品のため、デザインしてみました。
気に入った方はご投票よろしくお願いします。
オンライン作品と展示作品は少し?違うので、お近くの方は是非展示会へお越しください。本作品は一点限定にてご購入もいただけます(会場にて)
展示作品はアナログの良さを活かし輝いたり華やかです。
展示作品には、ご購入者さまが楽しんでいただけるよう、このデザインキャプションを裏側に潜ませています。
イベント名:BILLIKEN CREATORS OSAKA 2024 @billiken_creators_osaka
開催期間:2024年3月14日(木)~3月16日(土) 3日間
開場時間:3月14日(木) 13時30分~19時
3月15日(金) 11時~19時
3月16日(土) 11時~16時
会場:田村駒株式会社 大阪本社 2階ショールーム(大阪市中央区安土町3-3-9)
入場料:無料
作品創作ノート
ビリケンさんのお話をいただいた時は2023年の12月後半ごろでした。クリスマスやお正月の準備ごろ、「ビリケンさん?あの通天閣の?」「私が?」Ringoとビリケンさんのイメージの繋がりがすぐには持てませんでしたが、12月1月は初詣など神様との距離も近づく時期。そして、全国各地、受験生の皆さんが大勝負に挑む時期でもあって、日頃の感謝をお伝えし、見守り、導き、助けてくださるようにとお詣りにいきます。
神頼み・・・さて、私がビリケンさんを呼ぶとしたら、いつだろう・・・
勝負を願う神様を呼び、神様が来てくれたとしても、ビリケンさんならば、何もしないのではないか、、
例えば花札で、札読みでビリケンさんに聞いてみたとしたら、きっとビリケンさんは呑めや歌えやの大騒ぎだろうなぁ、
そう思うと、どんどんと空想が面白くなってきて、猫の花会が見えてみたので和言葉遊びから組み立てました。
語れば長くなるのでここでは割愛しますが、日本の文化でもある花札の意味や、和言葉を繋げていくと、そこに世界は広がり繋がる、繋がる。
歌詞のように、リズム良く、唱えながら、絵に替え、一枚のキャンパスに納めていく。
花会の世界で生きている賭博師の猫親分松吉と、勝子と恋子が爆誕しました。新しいキャラクターになればいいな。
いつもの英国風の「こねこのお茶会」や「ロンドンキャット」などとは、全く違うテイストですが、私は時々、親父猫を発作的に描きます。なぜだろう・・日本人の血、関西人のサガでしょうか・・・どの世界も楽しんで頂ければ嬉しいです。
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