Message Diary

プランツメディテーション

少しダイアリーをお休みしていました。突然の著作権侵害のトラブルが発覚し、平穏に過ごしていた中での出来事であり、心がついていけず、たくさんのことを考えました。

Ringoアートの著作権侵害をご存知ない方は、こちらのシュレの森のnote記事をご覧ください。https://note.com/s_catandme/n/n64fa7a74e53c

度重なる非常事態宣言のコロナ疲れも重なって、喉が詰まり、吐き気が続いていたので少しの夏季休暇を取りました。吐き気は、もともと感覚過敏で、その他特に症状がないので、検索しただけですが、咽喉頭異常感症かな・・と思っています。

「咽喉頭異常感症」または「ヒステリー球」という状態になることがあります。これは、ストレスや自律神経の乱れなどが積み重なってくると、のどから胸にかけての違和感・異物感・圧迫感などが生じる病気です。自律神経失調症や更年期障害、軽症うつ病・不安障害・ストレス性障害などの症状としてこの病気が現れることもあります。

えんじゅ内科クリニックさんから引用 https://www.enju-clinic.com/blog/?p=361

重なるストレスで免疫力も低下しているようで緩和のために、お部屋やお庭に、グリーンを増やしています。

植物たちの力を借りながら、ようやく心が立て直しに向かっており、ダイアリーを書くことで、また新しい一歩へと向かっています。私は、なんども、ぶつかり、すごく遠回りするなぁ・・と感じながら・・・

私は基本的に人が好きでした。人と笑い、喜び、悲しみ、感情を乗り越えていくこと。傷つけれたり、裏切られても、心のどこかで、見えない裏側に辛さを抱えているんだろう、そういうときあるよね、今、そういう時期だったんだろうな、など、自分の中で、怒りを消化し、許すことを選んできました。しかし、出会いが増えれば増えるほどに、度重なる口先だけの会話に疲れ、私も同様に染まっていくことに自分への嫌悪を感じ、少しずつ、人と出会うことへの離脱を始めていました。

心が落ち着く人だけ、そして、求めてきていただいた方へ感謝をお返ししていく。私の手が無理なく、とどく範囲だけでいい。

ただ、アートは私との関わりなく広がっていき、私とのご縁がなくても、アートと出会ってくれます。

思いは伝わる人には伝わり、手と手が繋がるような温かい優しい出会いもありました。

しかし、どんなにまっすぐ想って創ったとしても通じない人たちがいるということ。そんな時の手段は人間が定めた法律に基づくしかできないけれど、どんなに反論したとしても、一度、踏みにじられ、穢れれば元に戻らないということ。怒りが原動力にもなりますが、その代償は体が受け止めており、非常に疲労しました(まだ終わっていないので今も・・)

しかし、これらは人と関わり、生きるということは、心を守るためにも、知っておくべきだということ。

そして、創作者として易々と心を壊されてはいけないため、心を守るために必要なこと、私に足りないことは何か、瞑想しながら心を手繰りながら始めたことは、自然や植物の力でした。

昔からそうですが、私は、何かを描くため、また何かを信じるためには、根拠が必要です。日頃から狂想のファンタジーの世界に半分浸かっていますが、現実的な根拠や知恵、知識を得るために調べています。知識が増えれば、またモノの見え方が変わる、世界が広がる。

そして万物には命が宿っており、それらから意識を感じれば(人間だけでなく意識の波動)、それぞれにエネルギーがあり、宿っているものを感じます。

アートであれば何を想って創ったのか、植物であれば千年のオリーブの大樹のように、いずれも悠久の時を越え、私たちに伝えてくれているもの、それらを五感から読み取って、繋いでいくことが命のバトンタッチにも思えます。言語化できない波動はそのまま体で感じて受け取ります。

植物の力は、私の中では、ずっと以前から繋がっていて、自分の心と体のために、描いては止まっていた危険で可愛いマッシュルームキャットのファンタジー作品を描き進めるためにも、薬にも毒にもなる植物の力を調べてはノートに溜め込んでいました。知識の世界にハマりすぎて、なかなか、自分の作品へアウトプットできないのが悩みですが・・・

そんな私は、導かれるように小豆島の樹齢千年のオリーブ大樹からプランツメディテーション(植物の瞑想)の考え方に出会いました。

樹齢千年オリーブの大樹

植物の知恵を学び、人間の中へインストールするというもの。

瀬戸内海を心と体をリラックスさせながら瞑想していると、心に風が吹き、水が流れ潤っていく感覚でした。

プランツメディテーションのオリーブから学んだ知恵は、「気軽さ」でした。オリーブの根は浅くはるため世界中で愛されており、花には蜜がないため、受粉は風まかせ。気軽さゆえに、千年も長生きする。そんな風に気を軽く持つこと。

人と人との関わりでの呪いに取り憑かれることなく、緊張し堅くなりがちの体はしっかりと緩め、大げさでなく、自然に身近な植物から知恵を学び、また新しい創作へと向かっていく。

今は、創作ブックと、グループ展に向けて、描き進めています。早くお届けしたいな。

風を吹き込んでくれたオリーブに感謝。小豆島に行かれた際には、この樹齢千年のオリーブ大樹の元で、プランツメディテーションしてみてくださいね。

今日も読んでくれてありがとうございました。またお会いしましょう。

2021/8/16 Ringo

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